私達は知らぬ間に 陽射しと影を投げ合ってね 自らの意思とは 無縁に芽が育ったのよ 内を巡る道で 外に出会う戸口で 奥深く根付いた 花々に揺られているの 一鎖の過去が また風の中に揺れるわ 何処までも広がる 虚空の空の下よ 巡り行く隔たりが 内気な影に触れると 遠くの岸辺には 名を呼ぶ詩が霞むわ 流れる時の此処かしこで 風の音が真理を詠うの 無縁に芽吹く花々を 遥かに調べているわ |
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虚空 | 何もない空間。大空。何も妨げるものがなく、全てのものが存在する空間。 |
真理 | いつどんなときにも、変わることのない、正しい物事の筋道。真実の道理。 |
調べる | わからないことや不確かなことを、いろいろな方法で確かめる。調査、研究する。音楽を演奏する。いろいろに音を出して音律を合わせ整える。 |