芦沢保の活動日誌


相子の小道





  相子の小道春うららの小道
  何処までも続く大空に背を向け切れなかったのです

  相子の小道しののめにじむ小道
  日の出はゆるやかでさきどり出来なかったのです

  相子の小道オオバコ揺らめく小道
  足跡のほとりに幸せの花が揺れていたのです

  相子の小道人ごみやさしい小道
  荒野に吹きすさぶ風には染まりきれなかったのです

  相子の小道ひなぶり手を振る小道
  時代の波のきらめきにこだわりきれなかったのです

  相子の小道人恋し小道
  この道の此処彼処にも多くの人が暮らしています
		


 

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